「ソルベンシー・マージン比率」の算出方法を厳格化
フジサンケイビジネスアイより金融庁は28日、保険会社の経営の健全性を示す指標「ソルベンシー・マージン比率」の算出方法を厳格化すると発表した。保有する証券化商品など有価証券全般が損失を出すリスクを厳しく見積もるのが柱で、金融庁の試算では、適用後には現在の大手生保の同比率は半減、大手損保では3割減になるという。一般の意見募集を経て来年3月末に告示を改正し、2011年3月期から参考指標として開示を義務付け、12年3月期から本格適用する方針だ。ソルベンシー・マージン比率は、保険金の支払い余力を示す指標で、金融庁は昨年2月に見直し案を公表していた。だが、世界的な金融危機が発生し、昨年10月には中堅の大和生命が経営破綻(はたん)した。同社のソルベンシー・マージン比率は破綻前の昨年3月末で、健全性の目安である200%を大きく上回る555%あった。このため、金融庁は再度の見直しを行っていた。具体的には、保険金を支払うために各社が積んでいる責任準備金の算入を一部、制限する。また、見積もりがあいまいだった証券化商品や金融派生商品(デリバティブ)のリスク基準を厳格化するほか、株式・為替のヘッジ取引で生じるリスクも厳しく評価する。損保が地震保険で抱える支払いに関するリスクは、各社ごとの事情に合わせ、より精緻なものにする。保険各社は保有商品の運用方針の転換や、資本増強を迫られる可能性があり、今後の経営に大きな影響が出る見通しだ。これはいいニュース。いままでの「ソルベンシー・マージン比率」では、危ない保険会社でもほとんど数値上は安全であると出てしまうんですよね。もっと現実に即した厳格な評価を期待したいです。 保険見直し本舗 保険見直し本舗 保険マンモス 保険マンモス 生命保険 相談生命保険 無料相談 FP 無料相談