都筑区3人死亡事故きょう18日に初公判、争点は「信号無視」/横浜地裁
横浜市都筑区の市道交差点で乗用車が歩道に突っ込み、女性看護師3人が死亡した事故で、自動車運転過失致死傷の罪に問われた少年(19)の初公判が18日、横浜地裁(小池勝雅裁判長)で開かれる。公判では、検察側が事故の悪質性立証のため主張する「信号無視」が認められるかどうかが、争点となる。 事故は昨年6月1日夜に発生。起訴状によると、少年の運転する乗用車が市道交差点で別の乗用車と衝突、弾みで歩道に乗り上げて信号待ちをしていた3人をはねて死亡させ、乗用車の男性(41)にけがを負わせたとしている。 地裁によると、今月1日に行われた公判前整理手続きの協議で、少年の乗用車が交差点に進入する前に進行方向は黄色信号だった点、運転上の注意義務を怠った点や適用罪名には、検察、弁護側ともに異論はなかった。 争点は黄色信号をめぐる「無視」か「看過」の認識。弁護側は「黄色信号を見過ごした」と訴え、結果としての信号無視を主張しているとみられる。一方、検察側は起訴状で「少年は停止線の約44メートル前(という十分に止まれる距離)で黄色信号に気付いたが、無視した」と指摘。横浜地検幹部は「衝突しようと故意に事故を起こしたわけではないが、一般的な『不注意』にとどまる事故ではない」としている。 危険運転致死傷罪の適用を現在も求めている遺族の一人は「交通ルールを守らなかった結果、3人死亡という重大な結果を生んだことを分かってほしい」と「信号無視だった」との考えを持っており、裁判所の認定が注目される。【6月18日6時0分配信 カナロコhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100618-00000004-kana-l14